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「傘がある」今の世のブルース
なんかかなり久しぶりに「ブランキージェットシティ」の「デニスホッパー」って曲を聴いた。97年頃の記憶と共にあの電車通学の日々を思い起こす。この「デニスホッパー」って曲は現代の「傘がない」by 井上陽水だと言い切ろう。
井上氏の「傘がない」で歌われた憤慨、憂い、不安というどうしようもないセンチメンタリズムは社会と個の対比にある。「都会では自殺する若者が増えている、でも自分にとって今、重要なことは大好きなあの子に会いに行くって事、しかし外は雨なんだ。傘がない。今この雨を凌ぐ傘がないんだ。」
わが国の問題、不穏な時代、そんなこととはお構いなしに恋愛ってあるんだ。これは時代関係ない謎の病気だ。
その対比が見事に成された名曲であり、時代を映す鏡かもしれない。社会派な感じでリバーブがかった声は今に語り継がれた。
ここで僕が絡めたいのは「ブランキージェットシティ」の「デニスホッパー」です。この曲は「LOVE FLASH FEVER」'97年のアルバムです。
「吐く息が白くなるほど冷たいコーラ飲み干し、豹柄のヴェスパであの子を迎えに行かなくちゃ、今すぐ。デニスホッパーみたいに路上で吹き飛ばされる前に。。ああ神様あの日抱いた夢を取り上げないで僕はまだ目覚めたくない。」

まあ多少強引ですが 「あの子に会いに行かなくちゃ。」は同じなんだ。これは不変性がある。恋愛のセンチメント。しかしそこに社会はない。より個の時代に入ってる気がする。それが97年。いまさらに個の時代へと向かってる感じですね。
まあブランキー自体、わりと意味のないカッコよさというか、謎の詩的なボキャブラリで綴られた詩世界が不思議ちゃんですよね。鉄の塊に跨って命揺らしてるっていう ただそれだけっていう、別に理由なんてねえよ、ロックなんです。

久しぶり聴いてみてゾクッってしたのは、僕の当時の記憶にまで触れたからでしょう。うう朝からゾクゾクです☆

まとめますと今僕らは「傘がある」
「ある」って思ってる。

それは俗に言う物質としての「傘」って意味じゃない。

「眼に見えぬ雨」社会が時折見せる不穏な空気でもある。

特にライブドアショックについてや
安全、品質、信頼、作り手のモラル崩壊について

言っても仕方ないと思ってる。

これはやりだしたら限がないんです。
毎回、一生ついてまわるもの。

一回よけりゃ終わりじゃない。

音楽制作、音楽実演についてもそうです。
手を抜き出したら限ない。

毎日食ってる飯についてもそうだ。
きりない。

ですからその現在現在、現場現場にただただ
全霊を傾ける

ただそれだけだ。

やっぱ信頼できない人間とは仕事できない。
ある程度の良識の範囲でなら可能かもしれないけど、
根っこで違ってたらできないな。
まあたまに聞くんですよ、京都でも。うさんくさい奴の話。
で思ったんだけどそこまでデカクもないじゃん。
なんだかなあ??もう特にこうじゃなきゃ!とか
最近考えない。理屈抜きいい感じなのがいい。

最近わたしは思うことがある。
それは「わかった気になってる」「知ってるよ!」って言葉。
はたして何がわかった?何を知ってるんだ?

「あ その名前は知ってるよ。名前は聞いたことあるよ!」

はて それは一体なんだね?

ここで自分も含めて警鐘を鳴らしておく。

ぽん!

名前知ってて何になるだろう??
聞いたこと、見たことないなら
知らぬと同じではないか?

このように今の人間は特に知った気になってる。
プライドが変に高くってさ、理屈をこねて
自分を肯定しようとするやつが多い気がする。

これについて 警鐘を鳴らす 自分も含めて。

ぽん!

あんがいこれってキーワードかもしれないなあ。

わかった気になってるってこと。

物凄く恐ろしいし視野が物凄く狭い。

だから あれはテレビさ、あれは映画さ、あれは音楽さ!
って割り切るのだ。

PSE法のも 妥協的に多少緩くはなった。
そこで重要なのは「法」がどうとかではなく

「鵜呑みにしてしまう事、もしくは
 知らぬ間に可決されてく」

事にある。

議論はしたほうがよい
そのうえで多数決できめよう

まあ一億何千万もの意見を一本化なんて
できないし、いや結構独断で進められてる感は強い。

ぼくらには問われてるはずなんだ。
今が良ければ、だけではない先の子供らも動物も生物も
関係してる。リサイクルも知れば知るほどあやしい。

最終的には一度完全に崩壊
ゼロに戻る、なくなるだろうか??


さて 果たしてぼくらに「傘はあるだろうか?」

「知った気になってる僕らに。」

「僕にもあなたにも警鐘を鳴らす今ここで。」

ぽん!

変なプライドいずれ剥がれ落ちるブランドならば
捨ててみてはいかが?

今からどうでしょう?
まず今日からどうでしょう?

立ち止まり あれ?って考えてみよう。

ぽん!

予想通りの社会に突入してるわけですが、
さらに崩壊しきったとき、皆、
急ぎ足をやめて立ち止まるんだろうか?

大事だなって最近思うのは、やっぱり自分です。

みんな大事な人もいるだろう。

今しかない

常に今しかない

その連続です。

ですので今 大事な自分を労わってやろう。
その先にきっと
他者を労わる自然な気持ちが湧いてくるはず。

お金はお金
しかし時は金なり。

こんな不条理の中

今日も私は奏でてみるのです。

みんな みんな 

ブルースを奏でてるんだろう。

今には今のブルーがある。


時に、

そやからこそ美しいんだ。



みゅ
# by ambico_column | 2006-03-20 23:34 | 第二十三回「傘がある」
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